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オールオン4 All On 4

すべての歯を失った方、もしくは残りの歯がわずかな方におすすめしているのが「オールオン4」です。オールオン4(All-on-4)とは、名前の通り4本(上顎・下顎それぞれ)のインプラントですべての歯を作ってしまうインプラントの術式です。
顎の骨が足りない箇所があるなど、従来であれば大がかりな骨移植や上顎洞底挙上術(サイナスリフト)が必要だった症例に対しても、インプラントを埋入したその日に片顎すべての歯(仮の義歯)を装着することも可能です。
多くの歯を失っている方のインプラント治療は、埋入するインプラントが多くなるため、費用的・身体的負担が大きくなりやすいですが、オールオン4ならば埋入するインプラントの本数を最小限に抑えることができ、負担を軽減してインプラント治療を受けていただけるようになっています。

All On 4

オールオン4のメリット merit

可能性の拡大

可能性の拡大

オールオン4は骨がしっかりとある前歯の部分にインプラントを埋め込むため、多くの症例で適用できます。

可能性の拡大

身体的負担の軽減

身体的負担の軽減

サイナスリフトや神経移動術をしなくて済むため、手術の身体的負担を軽減することが可能です。

身体的負担の軽減

即時性

即時性

手術の当日に固定式の義歯が入るため、通常のインプラントのように歯が入るまで数ヶ月待つ必要がありません。

即時性

経済性

経済性

すべての歯を失ってしまった方が通常のインプラント治療を受ける場合、少なくとも上顎・下顎ともに8本程度のインプラントが必要になります。一方オールオン4は片顎につき4本(場合によっては5~6本)のインプラントで済むので経済的です。

経済性

優れたデザイン性

優れたデザイン性

被せる歯(上部構造)のデザイン上の自由度が高いため、審美性・機能性の高い歯を装着できます。

優れたデザイン性

オールオン4治療の流れ flow

オールオン4は次のような流れで進めていきます。

初診

口腔内の検査、レントゲン検査を行い、治療法や費用、期間などをご説明します。

初診

型取り

手術当日に入れる義歯を作るための型取りを行います。必要に応じて2回行う場合があります。

型取り

手術

麻酔専門医による麻酔を行い(静脈内鎮静法)、オールオン4の手術をします。オールオン4によるインプラント植立後、義歯を入れます。

手術

第一調整・消毒

手術の次の日にご来院いただき、噛み合わせの調整と消毒をします。

第一調整・消毒

抜糸

手術からおよそ10日で抜糸をします。

抜糸

第二調整

必要に応じ、義歯の調整をします。

第二調整

最終型取り

手術から6ヶ月後に最終的な型取りをします。

最終型取り

義歯のセット

最終的な型取りから3~4週間後に最終的な義歯を装着します。

義歯のセット

アフターメンテナンス

オールオン4もアフターメンテナンスが大切です。最終的な義歯を入れた後は、3~6ヶ月に1度のメンテナンスが必要になります。

アフターメンテナンス

オールオン4手術 Surgery

オールオン4の手術手順です。麻酔を行った後から仮の義歯を入れるまでの流れとなっています。

切開

歯肉を切開して剥離し、ドリルを使って顎の骨に穴を開けます。

オールオン4手術1

埋入の穴を開ける

45度の傾斜をつけて、インプラントを埋入するための穴を開けます。

オールオン4手術2

インプラント埋入

骨の質や量に応じて適切なインプラントを選択し、埋入します。

オールオン4手術3

アバットメント装着

4本(お口の状態によっては5~6本)のインプラントを埋入したら、アバットメントを装着します。

オールオン4手術4

歯型採り

歯肉を戻して縫合し、上部構造(人工歯)を製作するための型取りをします。

オールオン4手術5

仮歯の装着

製作した上部構造を装着します。埋入手術の当日に、仮歯を装着できます。

オールオン4手術6

症例紹介 Case introduction

症例

症例2

術前
術後
術前
術後

インプラント治療をご希望される方へ

標準的な治療の内容

インプラント(人工歯根)を顎の骨に埋め込み、人工の歯を植立する治療法です。

治療方法は、こちらで詳しくご紹介しています。

費用

インプラント治療は保険が適用にならない自由診療です。

330,000円~407,000円(1本あたり / 税込)

  • 骨量によって費用が異なる場合があります。
  • 治療費は、こちら詳しくご紹介しています。

起こり得るリスク・注意点

  • 手術後に出血が続く場合があります。
  • 手術後に腫れや痛みが出る場合があります。
  • 下顎の治療では、一時的に麻痺が生じる場合があります。
  • 上顎の治療では、術後に鼻血が出る場合があります。
  • 細菌に感染する可能性がありますので、術後はメンテナンスにお越しいただきます。

インプラントのリスクは、こちらで詳しくご紹介しています。