根管治療 | マイクロスコープを使った根管治療は佐賀県唐津・武雄・伊万里のまつうら歯科

唐津医院:0955-72-6200 武雄医院:0954-45-5000 伊万里医院:0955-20-4300
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根管治療

RCT

根管治療が必要な症状と治療方法

歯根

根管治療は、歯根の中にある「根管」と呼ばれる管の内部の治療のことです。歯といえば、エナメル質や象牙質などの外側の部分に目が行きがちですが、実は歯の中には、歯の形成に必要な酸素や栄養分を運ぶほか、細菌感染への免疫反応を働かせるために、根管を通って神経や血管が集まっているのです。

根管や神経・血管の集合体の「歯髄」は、歯にとって大事な役割を果す反面、一度炎症が起こると激痛を引き起こすことも・・・。当院では根管治療によって、そのような歯の内部で起こる問題を解決し、患者様の大切な歯の寿命を延ばして長くお使いいただくためのお手伝いをしております。

根管治療とは

根管治療は「歯内療法」とも呼ばれ、虫歯の原因菌によって歯髄が炎症を起こしたり、細菌が根管に入り込んで神経や血管、骨に炎症が広がった場合に、根管の内部をきれいにするための治療法です。

虫歯は放っておくと、最悪の場合は歯根を残すことが難しくなって、抜歯をするしか治療の方法がなくなってしまいます。できるだけを抜歯せずに自分の歯を残すためには、早い段階での虫歯治療が必要になります。次のC0~C4の5段階に分けられる虫歯の進行度のうち、C3よりも進行してしまうと根管治療が必要になることから、日頃から歯の状態のチェックしておくことが大切です。

C0

エナメル質が溶け出す「脱灰」により、歯の表面に白濁や着色がみられます。「フッ素塗布」やプラスチックで歯の溝をふさぐ「シーラント」を行うことで、虫歯への進行を防ぐことができます。

C1

表面のエナメル質で脱灰が進行した状態です。う蝕によって表面がザラザラするほか、黒い点のように見えることがあります。虫歯の部分を取り除き、レジンなどの詰め物で補います。

C2

エナメル質だけでなく象牙質にまでう蝕が進んだ状態で、冷たい物や甘い物がしみるようになります。C1と同様に虫歯の部分を取り除いて、詰め物で歯髄を保護します。

C3

う蝕が歯髄にまで達して、虫歯菌への感染により炎症を起こします。ズキズキする痛みのほか、化膿によって膿が出ることがあります。放っておくと歯髄の壊死が進むことから、一般的に“神経を抜く”といわれている「抜髄」を行い、歯髄を取り除いた部分をしっかり塞いで補綴物(詰め物や被せ物)を被せます。

C4

虫歯の進行によって歯冠が失われ、歯根だけが残っている状態です。歯髄が壊死してしまっているためほとんど痛みを感じませんが、周囲の歯槽骨に感染が広がると、激しい痛みや腫れが起こります。根管治療が難しいと判断された場合は、隣接した歯への影響を避けるために抜歯を行います。

根管治療が必要とされる病態

ここまで、虫歯がC3よりも悪化すると根管治療を行うということをご紹介しました。それでは、具体的にどのような症状が出た場合、根管治療が必要になるのでしょう。ここでは、代表的な4つの病態についてご説明します。

歯髄炎

何らかの原因によって歯髄で起こる炎症を「歯髄炎」といいます。原因としては虫歯のほか、歯周病や打撲などによる外傷があげられます。歯髄炎の症状には次のようなものがあります。

  • ズキズキとした拍動性の痛みがある
  • 冷たい物を食べたり空気を吸い込むと痛い
  • 入浴や就寝時に痛む

歯根膜炎

「歯根膜炎」とは、歯と骨の間でクッションのような役割を果す歯根膜で起こる炎症のことです。虫歯菌や、歯と補綴物の隙間から入り込んだ細菌に感染することで起こります。歯根膜炎では、主に次のような症状がみられます。

  • 噛むと痛む
  • 歯が浮いた感じがする
  • 歯肉の腫れや発熱がある

根尖性歯周炎

歯髄の炎症が歯根の先まで進み、周囲の歯槽骨にも感染が広がると「根尖性歯周炎」が起こります。化膿によって歯根の先端に膿の袋(歯根嚢胞)ができるため、治療によって膿の排出路を作る必要があります。主な症状は次の通りです。

  • 歯が浮いた感じやぐらつきがある
  • 鈍い持続性の痛みがある
  • 歯肉が腫れたり、ニキビのようなおできができる

歯髄壊死

「歯髄壊死」とは、歯髄の炎症が進んで組織が死んでしまった状態です。原因は虫歯や歯周病のほかに、外的な要因によって歯が脱臼した場合にも起こります。歯髄が壊死すると次のような症状が起こります。

  • 歯が変色する
  • 歯の痛みがなくなる
  • 歯髄の壊疽(えそ)が進んだ場合、腐敗臭がする

根管治療の流れ

根管治療は、細菌に汚染された根管をきれいにして、それ以上細菌の感染を広げないための治療です。症状によって治療期間が長くなることもありますが、しっかりと治療をすることで再発を防ぐことができるのです。治療の流れには、次に紹介する5つのステップがあります。

1.口腔内の診査

症状が起こっている歯を特定するために、目視や打診、触診、X線撮影などを行います。レントゲン写真で病巣の大きさを確認するほか、根管や歯根の詳細な情報を得るために、3D映像の撮影が可能な歯科用CTを使用する場合もあります。

2.歯や補綴物の除去

治療の準備段階として、歯や過去の治療で被せた補綴物を削って取り除きます。さらに歯髄や、前回の根管治療で詰めた薬剤をおおよそ取り除いておきます。

3.根管の清掃

リーマーやファイルなどの専用器具を使って、根管内の汚染された歯質や歯髄、薬剤をこそぎ取る「機械的清掃」を行います。治療の際は、ラバーダムと呼ばれるゴム製のシートで歯を隔離して清掃を行うことで、唾液中の細菌の根管内への侵入による感染を防ぐことができます。

4.根管の洗浄・消毒

洗浄液を使って根管内の汚れを洗い流す「化学的清掃」を行います。根管洗浄の際に使用する特殊な液には、根管の内に溜まった削りカスを除去するほか、根管内の細菌を減らす効果があります。

5.根管充填

根管の中がきれいになったら、細菌感染を防ぐために根管内に充填剤を詰めてしっかりと塞ぎます。根管充填後には、X線撮影を行って、歯根の先まで薬剤が入っているかどうかレントゲン写真で確認します。

マイクロスコープ(歯科顕微鏡)を使った根管治療

マイクロスコープ(歯科顕微鏡)

根管治療の際は、少しでも汚染された歯質や歯髄、薬剤が残っていると再発する恐れがあります。そのような一度治療した歯が悪くなって、再根管治療を行わなければならないような事態を避けるために、当院ではマイクロスコープを使って徹底的に根管内の清掃を行っております。

マイクロスコープを使用することで、2~5倍程度の低倍率から数十倍の高倍率に拡大できるため、これまで目に見えなかった部分の治療が可能になりました。拡大した部分をライトで照らしながら治療を行うため、特に根管治療では、暗い根管内の汚染物質を取り残しがなくなることで、治療後の根管内が清潔に保たれます。