オーラルフレイル対策で感染症や認知症を予防
こんにちは。
「医療法人 松栄会 まつうら歯科」です。
年齢と共に身体が衰えていくように、口内の機能も低下します。
このような口内の衰えを「オーラルフレイル」と呼んでいます。
じつは、オーラルフレイル対策をすると、感染症や認知症を予防できます。
今回は、オーラルフレイルとはどのようなものか、対策もご紹介します。
口内の機能の低下や食の偏りなどをオーラルフレイルと呼んでいます。
オーラルフレイルは、健康と機能障害の中間にあり、早めに対応することで健康に近づけることが可能です。
- 滑舌が悪くなってきた
- 食べこぼしが多い
- たまにむせる
- かめない食べ物が増えた
- 口の乾燥
始まりは、ほんの些細な症状なので、気が付きにくいです。
違和感を感じたり、家族からの指摘があった場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
口内の機能を保つには、歯や口内が健康状態にしておくことが大切です。
むし歯や歯周病などで歯を失ったときに、適切な処置を受けましょう。
また、定期的に口腔ケアを歯医者で受け、むし歯や歯周病の原因となる、歯垢や歯石を取り除いてもらうのも重要です。
口腔ケアを怠ると、口内が菌の温床となり、感染症や肺炎にかかりやすくなります。
主に、歯周病菌が肺に感染し誤嚥性肺炎を引き起こします。
また、健康な歯が多く残っており、よく噛めることは脳の活性化につながり認知症を予防してくれます。
口内を健康に保つことで、誤嚥性肺炎や認知症の予防にもつながるのです。
オーラルフレイルと全身疾患は深く関わりがあるため、健康寿命を伸ばすためにも口腔ケアをしっかり行いましょう。
医療法人 松栄会 まつうら歯科は、むし歯や歯周病にならないためにも予防診療にも力を入れています。
お口の機能や歯にトラブルがある前に、定期的な口腔ケアを行い健康な生涯を送りましょう。